2026-06-14
FIFA W杯2026 グループD 第1節、オーストラリア代表とトルコ代表が対戦した一戦は2-0でオーストラリア代表が勝利した。
バンクーバーのBCプレイスに5万2497人を集めて行われたグループD第1節、オーストラリアがトルコを2-0で下し、好スタートを切った。スターティングメンバーの平均年齢24.0歳という大胆な若手起用で臨んだトニー・ポポヴィッチ監督のサッカルーズが、3バックをベースにした堅守速攻でトルコの攻撃を封じ込み、前半に19歳イランクンダ、後半にメトカーフがネットを揺らして快勝。一方、24年ぶりのワールドカップ復帰を果たしたトルコにとっては、ほろ苦い再出発となった。
試合は序盤からチャルハノール、アルダ・ギュレルらタレント擁するトルコ(4-2-3-1)がボールを握り、オーストラリア(3-4-2-1)が自陣に5枚の壁を築いて構える展開に。だが先に試合を動かしたのは、我慢して好機をうかがった豪州だった。前半27分、オコン=エングスラーのパスからペナルティエリア中央で抜け出したネストリー・イランクンダが、右足でゴール左隅へ流し込み先制。元バイエルン傘下の19歳が、大舞台でその才能の片鱗を見せつけた。リードを得たオーストラリアは、3バックとダブルボランチを軸にトルコのパスワークを根気強く遮断し、1点リードで試合を折り返す。モンテッラ監督は前半のうちにケナン・ユルドゥズを投入して打開を図ったが、流れは変わらなかった。
後半に入っても主導権を握り続けたトルコだが、最後のところで割り切った豪州の守備ブロックとGKビーチの集中を崩せない。すると75分、ダメ押しが生まれる。コナー・メトカーフがペナルティエリア外から左足を振り抜くと、ボールは美しい弧を描いてゴール右隅へ。値千金のミドルシュートでオーストラリアが2-0とし、勝負を決定づけた。トルコにとっては、2002年日韓大会以来となる待望のW杯。前回大会では中国、日本、韓国とアジア勢を次々と撃破して3位という輝かしい成績を残しただけに、今回そのアジア枠から本大会へ勝ち上がってきたオーストラリアに完封負けを喫した事実は、なんとも皮肉で苦い。若さと勢いを前面に押し出したポポヴィッチのサッカルーズが、今大会の台風の目となる可能性を予感させる一戦となった。
カナダ・バンクーバーにある開閉式屋根付きスタジアム。MLSバンクーバー・ホワイトキャップスの本拠地で、2026年W杯ではグループステージ等の会場となっている。
フォーメーション: 3-4-2-1

オーストラリア代表は3-4-2-1のフォーメーションを採用。ビーチ、バージェス、サウッターらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 4-2-3-1

トルコ代表は4-2-3-1のフォーメーションを採用。チャクル、カディオール、バルダクチュらがスタメンに名を連ねた。
FIFA W杯2026 グループD 第1節、オーストラリア代表 vs トルコ代表は2-0で決着。オーストラリア代表は3-4-2-1のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。