2026-06-16
FIFA W杯2026 グループI 第1節 第1節、フランス代表とセネガル代表が対戦した一戦は3-1でフランス代表が勝利した。
大会5日目、ついに優勝候補の一角フランスがその姿を現した。ニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行われたグループI第1節、前回大会準優勝のフランスがFIFAランク15位の強豪セネガルを3-1で下し、勝ち点3スタートを切った。主役はやはりこの男。エースのキリアン・エムバペが後半に2ゴールを叩き込み、A代表通算58得点としてオリビエ・ジルーが保持していたフランス代表歴代最多得点記録(57点)を更新。記録ずくめの夜となった。だが内容は決して楽な勝利ではなく、前半はセネガルの圧力に苦しめられた。
立ち上がりから試合を引き締めたのはむしろセネガルだった。クリバリ、ニアカテのCBコンビが堅固な4-2-3-1を組み、I.ゲイェとP.ゲイェのダブルボランチが中盤を制圧。マネとI.サールの両サイドアタッカーが躍動し、ジャクソンを軸に再三フランス陣内へ攻め込んだ。対するフランスはデンベレ、オリーズ、ドゥエ、エムバペと豪華タレントを並べながらも連係が噛み合わず、決定機を作れないまま停滞。背中の負傷明けのサリバを最終ラインに据えたデシャンのチームは、アフリカの強豪の地力を前にスコアレスで前半を終える、想定外の苦しい45分となった。
潮目を変えたのはデシャンの一手だった。後半、オリーズとデンベレのポジションを入れ替えると、停滞していた攻撃が一気に活性化する。66分、オリーズの絶妙なスルーパスに抜け出したエムバペが、得意の形でGKメンディとの一対一を冷静に制してついに均衡を破った。これで勢いに乗ったフランスは82分、途中出場のブラッドリー・バルコラが見事な抜け出しから追加点を奪い、リードを2点に広げる。エムバペの記録更新弾を皮切りに、王者の攻撃陣がようやく牙を剥いた時間帯だった。
勝負あったかに見えた終盤、セネガルも意地を見せる。アディショナルタイムに途中出場のイブラヒマ・エンバイェが一矢報い、1点差に詰め寄る。しかしその直後、エムバペがこの日2点目となる強烈な一撃をネットに突き刺し、王者が試合を締めた。エムバペはこれで自身のW杯通算14得点に到達し、クローゼの大会最多記録(16点)も射程に捉えている。敗れたセネガルも優勝候補相手に堂々たる戦いぶりで、勝ち点こそ逃したが力は十分に示した。ハーランド擁するノルウェー、イラクと同居するグループIはまさに「死の組」の様相。フランスが優位に立った一方、セネガルにとってもまだ突破の望みは十分に残されている。
NFLニューヨーク・ジャイアンツとジェッツの本拠地で、ニューヨーク都市圏を代表する大型スタジアム。2026年W杯では決勝戦の舞台にも選ばれている。
フォーメーション: 4-2-3-1

フランス代表は4-2-3-1のフォーメーションを採用。メニャン、T.エルナンデス、サリバらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 4-2-3-1

セネガル代表は4-2-3-1のフォーメーションを採用。E.メンディ、EHM.ディウフ、ニアカテらがスタメンに名を連ねた。
FIFA W杯2026 グループI 第1節 第1節、フランス代表 vs セネガル代表は3-1で決着。フランス代表は4-2-3-1のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。