2026-06-16
FIFA W杯2026 グループH 第1節、スペイン代表とカーボベルデ代表が対戦した一戦は0-0のドローに終わった。
アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで行われたグループH第1節、FIFAランク2位の優勝候補スペインが、同67位でW杯初出場の島国カーボベルデと0-0で引き分けた。ボール支配率67%、シュート実に26本、ゴール期待値2.35という圧倒的な内容ながら、最後までゴールネットを揺らせず。負傷明けのラミン・ヤマルまで投入して攻め立てたが、人口わずか約60万人の初出場国が築いた鉄壁ブロックの前に、欧州王者がまさかの勝ち点取りこぼし発進となった。
試合は予想通りスペインの一方的な攻勢で進んだ。デ・ラ・フエンテ監督が送り出した4-3-3は、ロドリを底にペドリ、ファビアン・ルイスがボールを操り、ガビ、オヤルサバル、フェラン・トーレスが波状攻撃を仕掛ける。だが、その前に立ちはだかったのがカーボベルデの守護神ヴォジーニャだった。前半39分にはオヤルサバルのヘディングを指先で弾き出し、アディショナルタイムにはラポルトのヘッドを横っ飛びで掻き出すなど、欧州王者の決定機を立て続けに7度阻止。鋭い反射神経と完璧なポジショニングで、英『デイリー・ミラー』が「ワールドクラス」と評する圧巻のパフォーマンスを披露した。試合後、彼のインスタグラムのフォロワーは約50万人から約600万人へと爆発的に急増。「夢が現実になった」と綴った40歳が、一夜にして世界の主役となった。
なかなかこじ開けられないスペインは後半26分、負傷明けのラミン・ヤマルを右サイドに投入。攻撃のギアを一段上げてカーボベルデゴールに襲いかかったが、相手は最後まで集中を切らさずに粘り強く耐え抜いた。枠内シュート7本を浴びせながらもスコアは動かず、終わってみれば歴史的勝ち点1を掴んだのは初出場国の方だった。スペインにとっては前回カタール大会の日本戦に続き、2大会連続でグループステージにおいて格下とみなされた相手から勝利を奪えなかった格好。優勝候補の盤石な船出とはならず、決して侮れない48カ国時代の難しさを改めて突きつけられる一戦となった。一方、本大会初出場で強豪相手にクリーンシートを達成したカーボベルデは、自国サッカー史に燦然と輝く番狂わせの勝ち点を持ち帰った。
NFLアトランタ・ファルコンズとMLSアトランタ・ユナイテッドの本拠地。開閉式の屋根を備えた最新鋭のスタジアムで、2026年W杯ではグループステージなどの会場となっている。
フォーメーション: 4-3-3

スペイン代表は4-3-3のフォーメーションを採用。ウナイ・シモン、ククレジャ、ラポルトらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 4-2-3-1

カーボベルデ代表は4-2-3-1のフォーメーションを採用。ヴォジーニャ、S.カブラル、ディネイらがスタメンに名を連ねた。
FIFA W杯2026 グループH 第1節、スペイン代表 vs カーボベルデ代表は0-0で決着。スペイン代表は4-3-3のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。