2026-06-20
FIFA W杯2026 グループC 第2節、ブラジル代表とハイチ代表が対戦した一戦は3-0でブラジル代表が勝利した。
フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドで行われたグループC第2節、優勝候補ブラジルが半世紀ぶり出場のハイチを3-0で一蹴し、今大会初勝利を挙げた。アンチェロッティ監督は4-3-3を採用し、初戦で1ゴールのヴィニシウス・ジュニオールを最前線左に、中央にマテウス・クーニャ、右にハフィーニャを並べた攻撃陣を起用。守りを固めるべく5-4-1で構えたハイチに対し、王国は前半だけで3点を奪って試合を決めてしまった。W杯本大会で前半45分以内に3得点を挙げたのは、ブラジルにとって実に2002年日韓大会以来24年ぶり。なお、この日の先発の平均年齢は30歳190日と、1962年大会以来64年ぶりとなるW杯史上2番目の“高齢スタメン”でもあった。
試合は早い時間に動いた。23分、ヴィニシウス・ジュニオールの放ったシュートをGKプラシドが弾くと、こぼれ球にいち早く反応したマテウス・クーニャがゴール前に詰めて押し込み先制。36分には中盤でのボール奪取から鋭いカウンターを発動し、ヴィニシウスが敵陣中央から背後へ絶妙のスルーパス。抜け出したクーニャが左足を振り抜き、ボールはゴール左上隅へ突き刺さって早くも2点目を奪った。さらに前半アディショナルタイム、今度はルーカス・パケタが中央から浮き球のスルーパスを送ると、抜け出したヴィニシウスがGKとの一対一を冷静に制してネットを揺らす。クーニャの2ゴールに、自らの得点を含め全3得点に絡んだヴィニシウスの輝きで、ブラジルは前半のうちに勝負を決定づけた。
3点のリードを得た後半、ブラジルはギアを緩めてゲームをコントロール。ハイチも前線を2トップに変えて反撃を試みたが、アリソンを中心とした最終ラインを最後まで崩すことはできず、スコアは動かなかった。1974年西ドイツ大会以来52年ぶりのワールドカップに臨んだハイチはこれで2連敗となり、1次リーグ敗退が決定。それでも果敢にボールに食らいつき、緩急ある王国の攻撃に最後まで抵抗を見せたミニ監督のチームは「ハイチサッカーにとって貴重な財産になる」経験を持ち帰る。一方の優勝候補ブラジルは初戦モロッコとのドローから連勝とはいかなかったものの、この快勝で勝ち点を4に伸ばし、同勝ち点のモロッコを得失点差で上回ってグループC首位に浮上した。右ふくらはぎを痛めたネイマールを欠きながらも、アンチェロッティ体制のセレソンがようやく本来の攻撃力の片鱗を見せた90分。ベスト32で対戦する可能性も取り沙汰される日本にとっても、王国の復調は気になるところだ。
NFLフィラデルフィア・イーグルスの本拠地。2026年W杯ではグループステージなどの会場となっている。
フォーメーション: 4-3-3

ブラジル代表は4-3-3のフォーメーションを採用。アリソン、ドウグラス・サントス、ガブリエル・マガリャンイスらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 5-4-1

ハイチ代表は5-4-1のフォーメーションを採用。プラシド、エクスペリエンス、デルクロワらがスタメンに名を連ねた。
FIFA W杯2026 グループC 第2節、ブラジル代表 vs ハイチ代表は3-0で決着。ブラジル代表は4-3-3のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。