2026-05-26
プレミアリーグ 2025-26 第38節、トッテナムがエバートンをホームに迎えた一戦は1-0でトッテナムが勝利した。
プレミアリーグ最終節、トッテナム・ホットスパー・スタジアムにすでに残留を決めているエヴァートンを迎えた一戦。17位スパーズは勝てば自力残留が決まるが、同時刻開催で18位ウェストハムもフラムと対戦しており、結果次第では降格の可能性も残していた。そのウェストハムも勝利を収めたため、結果的にスパーズには勝利以外の選択肢はなかった。前半42分、マティス・テルの左コーナーキックにジョアン・パリーニャが頭で合わせると、ボールは右ポストに跳ね返る。しかしパリーニャが執念でこぼれ球を押し込み、値千金の先制ゴール。後半はGKキンスキーのスーパーセーブもあり1-0で逃げ切った。プレミアリーグ創設メンバーのスパーズは、2季連続17位という屈辱的な順位ながらも、トップリーグの座を守り抜いた。
デ・ゼルビ監督は4-2-3-1を採用。パリーニャとベンタンクールのダブルボランチを軸に、右サイドにはジェド・スペンスを起用した。立ち上がりからスパーズが攻め込むが、エヴァートンのターコウスキとキーンの両CBが跳ね返し続け、なかなかゴールを割れない。スタジアムに緊張感が漂う中、前半42分にセットプレーからチャンスが訪れる。テルの左CKにファーサイドでフリーになったパリーニャが頭で合わせると、シュートは右ポストを直撃。しかし跳ね返ったボールにいち早く反応したのもパリーニャだった。倒れ込みながらも体を投げ出してゴールに押し込み、スタジアムが爆発した。バイエルンからのレンタル移籍で加入した背番号6が、最も重要な試合で最も重要なゴールを決めてみせた。
後半に入ると、ウェストハムが別会場でフラムにリードを奪ったという情報がスタジアムに伝わる。引き分けでは18位に転落し降格という状況に、スタンドの緊張はさらに高まった。エヴァートンはンディアイを起点にカウンターで応戦し、スパーズゴールを脅かす場面も。しかしGKキンスキーが横っ跳びのスーパーセーブで失点を許さず、チームを救い続けた。デ・ゼルビ監督は後半途中からマディソン、パぺ・サール、アーチー・グレイ、コロ・ムアニを次々投入。終盤はボールを保持して時間を使い、最後の笛が鳴った瞬間、ピッチに倒れ込む選手、涙を流すサポーターの姿があった。
試合後、チームを救ったパリーニャの去就に注目が集まった。バイエルンからのレンタル移籍には3000万ユーロの買取オプションが設定されているが、先月の報道ではクラブが行使しない方針と伝えられていた。しかしデ・ゼルビ監督は記者団に対し「100%残したい」と明言。残留を決めたことでクラブの収入基盤は確保されたが、2季連続で降格争いを強いられた現状を打破するには、パリーニャのような選手の存在が不可欠だ。名門復活への道のりは長いが、最終節にスタジアムを一つにしたこの勝利を来季への礎としたい。
2019年に開場したトッテナムの本拠地。最新鋭の設備を備えた欧州屈指のスタジアムで、NFLロンドンゲームの会場としても使用される。
フォーメーション: 4-2-3-1

トッテナムは4-2-3-1のフォーメーションを採用。キンスキー、ウドジェ、ファン・デ・フェンらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 4-2-3-1

エバートンは4-2-3-1のフォーメーションを採用。ピックフォード、ミコレンコ、キーンらがスタメンに名を連ねた。
プレミアリーグ 2025-26 第38節、トッテナム vs エバートンは1-0で決着。トッテナムは4-2-3-1のフォーメーションで臨んだ。