2026-06-04
国際親善試合、フランス代表がコートジボワール代表をホームに迎えた一戦は1-2でコートジボワール代表が勝利した。
W杯北中米大会の開幕を約2週間後に控えた国際親善試合。現地時間6月4日、フランス・ナントのスタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールで行われた一戦で、優勝候補の一角フランスが前半に先制しながら、アフリカ王者コートジボワールに1-2と逆転を許した。本番前最後の調整段階で守備の脆さを露呈し、ディディエ・デシャン監督は難しい宿題を突きつけられる結果となった。
立ち上がりからボールを保持して主導権を握ったのはフランスだった。中盤の底でチュアメニが安定したゲームメイクを見せ、両翼のテュラム、オリーズ、トップ下に入ったチェルキらが攻撃を牽引する。スコアが動いたのは前半終了間際の45分。チェルキが細かいタッチで相手DFをかわすと、右足を鋭く振り抜いてゴールへ流し込み、フランスが1-0とリードして折り返した。リヨンからマンチェスター・シティへ活躍の場を移した22歳は、この日も創造性あふれるプレーで存在感を示した。
流れが変わったのは後半だった。デシャン監督が本番を見据えて複数の選手を入れ替えると、再構成された守備ラインに綻びが生じる。53分、コートジボワールはゲラ・ドゥエが落ち着いてネットを揺らし同点に追いつく。フランスのデジレ・ドゥエの兄として知られる右SBが、異なる代表のユニフォームで殊勲のゴールを決めた。さらに84分、途中出場のアマド・ディアロが右足で押し込み、ついに逆転に成功。コートジボワールが優勝候補から価値ある勝利を奪い取った。
個の能力で上回りながらも、交代後の守備の乱れから足をすくわれたフランス。チュアメニやチェルキ、オリーズら一部の選手は高評価を得たものの、ベンチを含めた守備陣の連係には課題が残った。W杯2大会ぶりの優勝、そして1998年以来の戴冠を狙うレ・ブルーにとっては、本番前に気を引き締める一戦となった。フランスは6月8日の北アイルランド戦を最後のテストマッチとし、グループステージ初戦へと向かう。
FCナントの本拠地として知られるフランス西部ナントのスタジアム。1998年フランスW杯の会場にもなった由緒ある舞台で、W杯前の壮行試合に臨んだフランスがアフリカ王者の前にまさかの黒星を喫した。
フォーメーション: 4-1-4-1

フランス代表は4-1-4-1のフォーメーションを採用。メニャン、T.エルナンデス、ウパメカノらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 4-4-2

コートジボワール代表は4-4-2のフォーメーションを採用。Y.フォファナ、コナン、アグバドゥらがスタメンに名を連ねた。
国際親善試合 、フランス代表 vs コートジボワール代表は1-2で決着。フランス代表は4-1-4-1のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。