2026-06-08
国際親善試合、オランダ代表がウズベキスタン代表をホームに迎えた一戦は2-1でオランダ代表が勝利した。
W杯北中米大会の開幕を6日後に控えた現地時間6月8日、ニューヨークのアイカーン・スタジアムで、オランダが初出場のウズベキスタンと本番前最後の国際親善試合に臨み、2-1で競り勝った。この日代表通算50試合目の節目を迎えたコーディ・ガクポ(リバプール)が前半と後半アディショナルタイムにそれぞれPKを沈める2得点。守護神の負傷交代に終盤の数的不利と苦境が重なったが、ロナルド・クーマン率いるオランダは、6月14日のW杯初戦・日本戦を“仮想”した一戦をかろうじて白星で締めくくった。
オランダは日本戦を見据え、前線にガクポ、ドニエル・マレン、クリセンシオ・サマーフィルを並べた本番想定の布陣で立ち上がりから主導権を握った。均衡が破れたのは前半32分。右サイドを抜け出したサマーフィルがウロゾフに倒されてPKを獲得すると、キッカーを務めたガクポが左隅を狙う。コースはGKに読まれていたものの、勢いのまま隅へと突き刺さり、節目の一戦でオランダが先手を奪った。3バックで守備ブロックを固めるウズベキスタンを攻めあぐねながらも、内容で上回って1-0で前半を折り返した。
後半に入るとオランダに誤算が続いた。フサノフとの接触で股関節付近を痛めた守護神バルト・フェルブルッヘン(ブライトン)が交代を余儀なくされ、開幕直前というタイミングで不安を残す。さらに後半終盤、途中出場のグース・ティルがペナルティエリア内でハンドの判定を受けて一発退場。オランダは試合終了間際に1人少ない状況へと追い込まれた。数的優位を得たウズベキスタンは攻勢を強め、後半アディショナルタイムにイゴール・セルゲーエフが押し込んでついに同点。10人のオランダが土壇場で追いつかれる、苦い展開となった。
ドローも覚悟された終盤、勝負を決めたのは再びガクポだった。アディショナルタイムにセットプレーの混戦からオランダがPKを獲得すると、後半98分、ガクポはGKの飛んだ逆を冷静に突いて勝ち越し弾。1人少ない状況で挙げた値千金の決勝点で、節目の代表50戦目を2ゴールで飾った。守護神の負傷や数的不利の中での失点など課題は残ったものの、結果としては逆境をはね返しての勝利。オランダは6月14日のW杯開幕戦でアジアの強豪・日本と対戦する。一方、悲願の初出場を果たしたウズベキスタンも、世界の強豪を相手に終盤まで食らいついた手応えを胸に、歴史的な大会デビューへと向かう。
ニューヨーク市のランドルズ島にある陸上競技場。W杯開催地アメリカで、オランダ・ウズベキスタン両代表が本番前の最終調整を行った舞台。
フォーメーション: 4-3-3

オランダ代表は4-3-3のフォーメーションを採用。フェルブルッヘン、ファン・デ・フェン、ファン・ダイクらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 3-4-2-1

ウズベキスタン代表は3-4-2-1のフォーメーションを採用。ユスポフ、アシュルマトフ、ウロゾフらがスタメンに名を連ねた。
国際親善試合 、オランダ代表 vs ウズベキスタン代表は2-1で決着。オランダ代表は4-3-3のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。