2026-06-01
国際親善試合、ドイツ代表がフィンランド代表をホームに迎えた一戦は4-0でドイツ代表が勝利した。
W杯北中米大会の開幕を2週間後に控えた5月31日、ドイツ代表はマインツのMEWAアレーナでフィンランド代表と親善試合を行い、4-0で快勝した。ナーゲルスマン監督は4-2-3-1を採用し、バイエルンの18歳レナート・カールをヴィルツ、ムシアラと並ぶ2列目に初先発で起用。攻撃陣が後半に爆発し、8連勝でW杯へ弾みをつけた。
立ち上がりからボールを支配したドイツは、34分にセットプレーから先制する。右CKをショートで受けたキミッヒが右サイドからクロスを上げると、DF二コライ・アルホの前に入ったウンダフがヘディングで合わせてネットを揺らした。1-0で前半を折り返す。
後半開始わずか3分、試合の流れを決定づけるゴールが生まれる。フィンランドGKコスキへのバックパスにウンダフが猛然とプレスをかけ、慌てたコスキがボールを処理しきれずにこぼしたところを、フリーのヴィルツが8ヤードの距離から流し込んで2-0。前線の守備意識が直接得点に結びついた象徴的なシーンだった。
57分、今度はカールのスルーパスに抜け出したウンダフがDFミエッティネンを体で抑えながら右足で流し込み3-0。しかしこのゴールで右ハムストリング付近を痛め、61分にバイアーと交代。「ちょっと痛いけど大したことはない。数日治療すれば大丈夫」と本人は楽観視するが、W杯開幕を控えて不安の種となった。その2分後の63分、パヴロヴィッチのスルーパスを受けたムシアラがペナルティエリア手前から左足を振り抜き、ボールは弧を描いてゴール隅に突き刺さった。2025年3月以来、約15か月ぶりの代表戦でのゴール。昨夏のクラブW杯でPSG戦で左足を骨折し長期離脱を余儀なくされた天才が、W杯本番に向けて完全復活を印象づけた。
この試合で最も注目を集めたのが、2列目右で先発したバイエルンのレナート・カールだ。2008年2月生まれの18歳。今季ブンデスリーガで5ゴール5アシスト、CLでもバイエルン史上最年少ゴールを記録し、初のW杯メンバー入りを勝ち取った。この日はウンダフの3点目をアシストするスルーパスを供給し、73分にサネとの交代でピッチを退くまでヴィルツ・ムシアラとの連携に手応えを示した。ナーゲルスマン監督は「レニーはトレーニングで非常に良い印象を与えていた。ここでチャンスを掴んだ」と評価している。
ウンダフが直近8試合で5得点と好調を維持し、ムシアラが復帰初戦でゴールを決め、カールが新戦力として名乗りを上げた。6月6日のアメリカ戦を経て、6月14日のW杯初戦(vsキュラソー)に臨むドイツ。ヴィルツ、ムシアラ、カール、サネ、レヴェリングら2列目の選手層は豊富で、ウンダフとバイアーのCF争いも含め、攻撃のオプションには事欠かない。8連勝の勢いそのままに、自国開催の2006年大会以来となる「アメリカの地での躍進」を狙う。
マインツ05の本拠地。W杯直前の壮行試合として、ドイツ代表が北中米への出発前最後のホームゲームを行った。
フォーメーション: 4-2-3-1

ドイツ代表は4-2-3-1のフォーメーションを採用。バウマン、ナサニエル ブラウン、シュロッターベックらがスタメンに名を連ねた。
国際親善試合 、ドイツ代表 vs フィンランド代表は4-0で決着。ドイツ代表は4-2-3-1のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。