2026-06-03
国際親善試合、オランダ代表がアルジェリア代表をホームに迎えた一戦は0-1でアルジェリア代表が勝利した。
W杯本番を約1週間後に控えた国際親善試合で、アルジェリアが優勝候補の一角オランダをアウェーのロッテルダムで1-0と下す金星を挙げた。試合を決めたのは終盤86分、途中出場のアニス・ハジ・ムッサ。右サイドからのカットインから左足を鋭く振り抜き、ゴール左へ突き刺す値千金の決勝弾だった。両国は2026年W杯グループFで日本と同組。日本にとっても“偵察”の意味を持つ一戦は、アフリカの雄が欧州の強豪を仕留める結果となった。オランダは4-3-3、GKフェルブルッヘンの前にファン・デ・フェン、ファン・ダイク、ファン・ヘッケ、ビーファーの4バック、中盤にデ・ヨング、レインデルス、フラーフェンベルフ、前線にガクポ、マレン、サマーフィルを配した。
立ち上がりからボールを支配したのはオランダだった。左サイドのガクポを起点に再三チャンスを作り、9分にはマレンのシュートがポストを直撃。10分にはネットを揺らすもオフサイドの判定に泣いた。シュート数で大きく上回りながらも、アルジェリアの組織的な守備と、ジネディーヌ・ジダンの息子であるGKルカ・ジダンの好セーブに阻まれ、決定機を決めきれない。前半はスコアレスで折り返した。
後半もオランダがギアを上げてチャンスを量産する。デパイやクライファートら攻撃の駒を次々と投入し圧力を強めたが、最後の精度を欠き、ジダンの牙城はびくともしない。すると86分、それまで耐え続けたアルジェリアが一瞬の隙を突いた。敵陣右サイドでボールを受けた途中出場のハジ・ムッサがカットインから左足を一閃、ゴール左上に突き刺さる強烈なシュートでネットを揺らす。アフリカ予選を首位通過したアルジェリアが、欧州予選無敗のオランダからしたたかに勝点3をもぎ取った。
オランダにとっては本番前に「決定力」という課題を突きつけられる一戦となった。とはいえ内容ではアルジェリアを圧倒しており、悲観する必要はないだろう。オランダはこの後ニューヨークでウズベキスタンと対戦し、本番前最後の調整を行ったうえで、6月14日(日本時間)のグループF初戦で日本と相まみえる。一方、親善試合とはいえ大物食いを果たしたアルジェリアは、確かな手応えとともにW杯本番へ向かうことになる。
フェイエノールトの本拠地として知られるオランダ屈指の名スタジアム。W杯前の壮行試合の舞台となったが、地元オランダは“デ・カイプ”でまさかの敗戦を喫した。
フォーメーション: 4-3-3

オランダ代表は4-3-3のフォーメーションを採用。フェルブルッヘン、ファン・デ・フェン、ファン・ダイクらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 4-3-3

アルジェリア代表は4-3-3のフォーメーションを採用。L.ジダン、アイト=ヌーリ、ベライドらがスタメンに名を連ねた。
国際親善試合 、オランダ代表 vs アルジェリア代表は0-1で決着。オランダ代表は4-3-3のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。