2026-05-31
国際親善試合、スコットランド代表がキュラソー代表をホームに迎えた一戦は4-1でスコットランド代表が勝利した。
先制点はアウェーのキュラソーだった。前半17分、タヒス・チョンがハーフウェーライン付近で浮き球を収めると、そのままドリブルで独走。スコットランドCBサウターとマッケナのカバーリングをものともせず、GKゴードンの前で冷静にフィニッシュを決めた。シェフィールド・ユナイテッドで今季ブレイクを果たした左利きのアタッカーは、この一撃でW杯本大会に向けた大きなアピールを果たした。グループステージ初戦でドイツ代表と対戦するキュラソーにとって、チョンのカウンターは最大の武器になりそうだ。
先制を許したスコットランドはすぐさま反撃に出る。ハーストがロバートソンのFKに合わせたヘディングはGKルームに阻まれたが、試合の流れは徐々にホームへ傾いていった。前半37分、キュラソーのFWロカディアがヒッキーへの危険なタックルでイエローカードを提示されたが、VARの介入を経てレッドカードに変更。78歳のディック・アドフォカート監督が率いるキュラソーは10人での戦いを強いられた。 しかし前半40分、スコットランドにも激震が走る。ナポリ所属のMFビリー・ギルモアが右膝を負傷し交代。代わって投入されたフィンドレイ・カーティスが、前半45分にマクリーンのパスを受けてエリア内でターンし、ゴール右隅に流し込んで同点に追いついた。代表2キャップ目の19歳が鮮やかな初ゴールを決め、1-1で折り返した。
後半開始からスコットランドはダイクス、ハンリー、ヒアム、パターソン、そしてタイラー・フレッチャーを投入し大幅にメンバーを入れ替えた。数的優位もあり試合を完全に支配すると、後半14分(59分)にシャンクランドがクリスティーからのパスを12ヤードから右足で流し込み勝ち越し。さらにわずか5分後の後半19分(64分)には、ダイクスのパスをエリア内で受けたシャンクランドがファーポストに叩き込み、2ゴール目を記録した。ハーツで絶好調だったストライカーは、来季のレンジャーズ移籍が決定しており、この2ゴールでW杯のスタメン争いに名乗りを上げた。
後半36分(81分)、キュラソーDFガーリがエリア内でカーティスを倒しPKを献上。クリスティーがこれを決めて4-1とし、スコットランドにとって10年ぶりのホーム親善試合勝利を収めた。しかし試合後、ギルモアの右膝負傷がW杯欠場につながることが発表され、クラーク監督は「このタイミングでの負傷は本当に残酷だ」とコメント。中盤の要を失う痛手は大きい。スコットランドは6月7日にニュージャージーでボリビア戦を行い、1998年以来28年ぶりのW杯に臨む。グループステージではハイチ、モロッコ、ブラジルと対戦する。
スコットランド代表のホームスタジアム。1903年開場の歴史あるスタジアムで、クイーンズ・パークFCの本拠地も兼ねる。2025年に改修工事を完了し、W杯予選の激闘を支えた聖地。
フォーメーション: 4-4-2

スコットランド代表は4-4-2のフォーメーションを採用。ゴードン、ロバートソン、マッケナらがスタメンに名を連ねた。
フォーメーション: 5-4-1

キュラソー代表は5-4-1のフォーメーションを採用。ルーム、フォンヴィレ、オビスポらがスタメンに名を連ねた。
国際親善試合 、スコットランド代表 vs キュラソー代表は4-1で決着。スコットランド代表は4-4-2のフォーメーションで臨んだ。
※選手のゴール・アシスト数は今シーズンの所属クラブでの成績です。