【清水エスパルス】2026-27 スタメン予想・布陣を考える 〜吉田孝行2シーズン目、上位進出への設計図〜

2026-06-21

【清水エスパルス】2026-27 スタメン予想・布陣を考える 〜吉田孝行2シーズン目、上位進出への設計図〜

ジャーメイン良、小泉慶、藤井智也、ディエギーニョ――。清水エスパルスがこの夏、攻守にわたって一気に駒を厚くした。吉田孝行監督2シーズン目、ベースは4-1-2-3。軸はオ・セフンだが、ジャーメインとの2トップ併用、藤井の左WG起用、時に3-6-1――引き出しは多い。復活の北川航也、天皇杯王者の須貝英大も加わった新生エスパルスの“ベスト布陣”を考えてみたい。

清水エスパルス 2026-27 予想スタメン・フォーメーション(4-1-2-3) 梅田/吉田豊・住吉・パクスンウク・須貝/ディエギーニョ/藤井智也・小泉慶/カピシャーバ・オセフン・北川航也
予想ベース布陣:4-1-2-3。※新加入選手は背番号正式発表前のため、前所属クラブの背番号・カラーで暫定表示しています。

神戸を国内2冠に導いた吉田孝行監督を迎えた1年目を経て、いよいよ2シーズン目。クラブは補強に動き、攻撃の核から中盤、最終ラインまでまんべんなく顔ぶれを入れ替えた。土台となるのは可変式の4-1-2-3。アンカーを1枚置き、インサイドハーフ2枚とウイング2枚+1トップで前から圧をかける、吉田監督らしい攻撃的な設計だ。

夏の補強まとめ — IN / OUT

今夏の加入(IN)

選手Pos前所属区分
ジャーメイン良FWサンフレッチェ広島完全
小泉 慶MFFC東京完全
藤井 智也MF湘南ベルマーレ完全
ディエギーニョMFセアラーSC(ブラジル)完全
須貝 英大DF京都サンガ完全※報道

退団(OUT)

選手Pos移籍先区分
マテウス・ブエノMF鹿島アントラーズ完全
宇野 禅斗MFボルシアMG(ドイツ)完全
髙橋 利樹FWサガン鳥栖完全※報道
A.ステファンスFW契約満了

出入りは激しいが、骨格はむしろ太くなった印象だ。中盤の心臓だったブエノと、ドイツへ羽ばたいた宇野という2枚のボランチが抜けた穴を、小泉・ディエギーニョ・藤井という即戦力で上書き。前線にはJ1で実績十分のジャーメインを呼び込んだ。最終ラインには須貝が新たに加わり、昨季加入の本多・パク・スンウクら経験値の高い顔ぶれと層を厚くした。

軸はオ・セフン、ジャーメインとの2トップ併用も

1トップの第一候補は、得点力で計算が立つオ・セフン。空中戦とポストワークでチームの基準点になる。一方で、広島から完全移籍で加わったジャーメイン良の存在が選択肢を広げる。元日本代表(A代表デビュー戦で4ゴールの衝撃を残した)で、スピードと裏抜けに長けたアタッカー。リードを許した展開や、引いて守る相手をこじ開けたい局面では、4-4-2に組み替えてオ・セフンとの2トップを組ませる――そんな“パワーシフト”も十分に現実的だ。

藤井智也は左WGの選択肢、中盤に小泉・ディエギーニョ

湘南から加わった藤井智也は、本職のインサイドハーフだけでなく左ウイングでも違いを作れる快足アタッカー。4-1-2-3のIHに置けば運動量で中盤を支え、ワイドに張れば一気に最終局面の推進力になる。アンカーには、ブエノの後釜としてセアラーSCから獲得したディエギーニョ。球際の強さとボール奪取に定評があり、最終ラインの前で潰し役を担う。そこに走力とゲームメイクを兼ねるFC東京出身の小泉慶が絡めば、中盤の質量はぐっと増す。

北川航也の“復活” — 2025は37試合10得点

忘れてはならないのが生え抜き、北川航也の存在だ。ユース出身で2018年にはJ1で13得点を挙げ月間MVPにも輝いた点取り屋は、オーストリア・ラピードウィーンを経て清水へ。そして2025年、J1の舞台で37試合10得点と完全に“復活”を遂げた。チームのJ1定着を支えた二桁弾は、エースの帰還を強く印象づけた。今季もウイング/セカンドトップとして、ジャーメイン・オ・セフンと前線のローテーションを回す重要なピースになる。

須貝英大、天皇杯王者のユーティリティ

最終ラインの補強で見逃せないのが須貝英大だ(加入は報道ベース)。明治大学から加入したヴァンフォーレ甲府では、2022年の天皇杯制覇に全試合出場で貢献し、キャプテンも務めた実力者。その後は鹿島、京都とJ1の強豪でプレーしてきた。本職の右サイドバックを軸に、左SB・ボランチまでこなすユーティリティ性は、可変システムを志向する吉田監督にとって計算しやすい駒になる。

3-6-1への可変も視野に

ベースは4-1-2-3だが、清水は今季ここまで3-6-1(3バック)も時折試している。両サイドバックを高く押し上げてウイングバック化し、中盤を厚くして主導権を握る狙いだ。須貝のようにSB・ボランチを兼ねる選手や、CB/SBを複数こなせる駒が揃ったことで、試合中の4バック⇄3バックの可変はより滑らかになる。相手や試合展開に応じて姿を変えられる柔軟性こそ、上位を狙うチームの生命線になる。

吉田孝行2シーズン目、狙うは上位進出

土台づくりの1年目から、勝負の2シーズン目へ。神戸での実績が示す通り、吉田監督は適切な駒が揃えば結果を出せる指揮官だ。前線の破壊力、中盤の強度、最終ラインの経験値――この夏の補強で、どのラインにも“計算できる選手”が増えた。あとはこの設計図をピッチで噛み合わせられるか。清水エスパルスの2026-27は、上位進出を本気で狙えるシーズンになる。

※本コラムの布陣・スタメンは編集部による予想です。移籍情報には報道ベース・未発表の内容を含みます。新加入選手は背番号が正式発表されるまで、前所属クラブの背番号・ユニフォームカラーで暫定表示しています。チーム名をタップすると、清水エスパルスのフォーメーションを自由に組み替えられます。

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