【ネーションズリーグ】リーグA第2節 全16カ国スタメン平均年齢ランキング 〜8試合すべてで「若い方」が勝った〜

2026-09-30

UEFAネーションズリーグ2026/27のリーグA第2節(9月27〜29日)で、16カ国がピッチに送り出した先発11人の平均年齢を出してみた。最年長はウェールズの28.45歳、最年少はフランスの24.55歳。そして8試合すべてで、スタメンの平均年齢が若いチームが勝っていた。

W杯明けの新サイクルが始まったUEFAネーションズリーグ。リーグAの第2節は9月27日から29日にかけて8試合が行われた。今回は各国がキックオフ時にピッチへ送り出した先発11人だけを取り出し、平均年齢を比べてみた。ベンチ入りメンバーは含めていない。どの監督がどれだけ若手に賭けたかが、そのまま数字に出るからだ。

先に全体像から。16カ国・176人の平均は26.10歳。最年長はウェールズの28.45歳、最年少はフランスの24.55歳で、その差はおよそ4歳。そして結果と並べると、8試合すべてでスタメンの平均年齢が若い方のチームが勝っていた(引き分けはゼロ)。

スタメン平均年齢ランキング(リーグA第2節・全16カ国)

  1. 1ウェールズ●0-2 デンマーク(A) / 最年長 K.ムーア(34) / 最年少 C.サヴェージ(23)28.45歳
  2. 2クロアチア●1-4 スペイン(A) / 最年長 ペリシッチ(37) / 最年少 P.スチッチ(22)28.18歳
  3. 3セルビア●1-2 オランダ(H) / 最年長 グデリ(34) / 最年少 ネデリコヴィッチ(20)27.64歳
  4. 4ノルウェー●1-2 ポルトガル(H) / 最年長 ニーラン(36) / 最年少 ヌサ(21)27.36歳
  5. 5オランダ○2-1 セルビア(A) / 最年長 ファン・ダイク(35) / 最年少 メールディンク(23)26.64歳
  6. 6デンマーク○2-0 ウェールズ(H) / 最年長 ホイビュルク(31) / 最年少 ドルグ(21)26.18歳
  7. 6ポルトガル○2-1 ノルウェー(A) / 最年長 カンセロ(32) / 最年少 J.ネヴェス(22)26.18歳
  8. 8ベルギー●0-1 フランス(H) / 最年長 デ・ブライネ(35) / 最年少 ミカ・ホッツ(21)25.91歳
  9. 9ドイツ●0-1 ギリシャ(H) / 最年長 キミッヒ(31) / 最年少 エブヌタリブ(23)25.64歳
  10. 9トルコ●1-4 イタリア(H) / 最年長 チェリク(29) / 最年少 ジャン・ウズン(20)25.64歳
  11. 11ギリシャ○1-0 ドイツ(A) / 最年長 ツィミカス(30) / 最年少 カレツァス(18)25.45歳
  12. 12チェコ●0-2 イングランド(H) / 最年長 スラーマ(27) / 最年少 カラベツ(23)25.27歳
  13. 13イングランド○2-0 チェコ(A) / 最年長 ケイン(33) / 最年少 ルイス=スケリー(20)25.00歳
  14. 14スペイン○4-1 クロアチア(H) / 最年長 ファビアン(30) / 最年少 ラミン・ヤマル(19)24.82歳
  15. 15イタリア○4-1 トルコ(A) / 最年長 ドンナルンマ(27) / 最年少 ピオ・エスポジト(21)24.64歳
  16. 16フランス○1-0 ベルギー(A) / 最年長 メニャン(31) / 最年少 ジェレミー・ジャケ(21)24.55歳

8試合すべてで「若い方」が勝った

対戦ごとに並べると一目瞭然だ。デンマーク(26.18歳)2-0 ウェールズ(28.45歳)、スペイン(24.82歳)4-1 クロアチア(28.18歳)、オランダ(26.64歳)2-1 セルビア(27.64歳)、ポルトガル(26.18歳)2-1 ノルウェー(27.36歳)、フランス(24.55歳)1-0 ベルギー(25.91歳)、イタリア(24.64歳)4-1 トルコ(25.64歳)、ギリシャ(25.45歳)1-0 ドイツ(25.64歳)、イングランド(25.00歳)2-0 チェコ(25.27歳)。ランキングの上位4カ国はそろって敗れ、下位4カ国はそろって勝った。

第2節の結果とスタメン平均年齢

勝ったチーム平均年齢スコア負けたチーム平均年齢差
スペイン24.824-1クロアチア28.183.36
デンマーク26.182-0ウェールズ28.452.27
フランス24.551-0ベルギー25.911.36
ポルトガル26.182-1ノルウェー27.361.18
イタリア24.644-1トルコ25.641.00
オランダ26.642-1セルビア27.641.00
イングランド25.002-0チェコ25.270.27
ギリシャ25.451-0ドイツ25.640.18

ただし、これを「若いチームが強い」と読むのは早い。同じ計算を第1節にかけると結果はほぼ逆で、勝敗がついた7試合のうち6試合は平均年齢が高い方が勝っていた(ノルウェー3-2デンマーク、ポルトガル1-0ウェールズ、ベルギー2-0イタリア、フランス1-0トルコ、クロアチア2-1チェコ、スペイン3-2イングランド。若い方が勝ったのはギリシャ2-1セルビアだけ)。年齢そのものより、中2〜3日の連戦で誰を休ませ、誰を試したかの方が、第2節の数字には強く出ている。

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最年少フランスは第1節の先発から2人しか残さなかった

最年少のフランス(24.55歳)は、ジダン新監督が第1節のトルコ戦から先発を9人入れ替えた。残ったのはGKメニャンとDFラクロワの2人だけ。ドゥエ、バルコラ、カマヴィンガ、アクリウシュに、21歳のDFジェレミー・ジャケ、カルル、コモのダ・クーニャらを並べ、平均年齢は第1節の26.73歳から2.18歳下がった。デンベレ、オリーズ、クンデ、ウパメカノはベンチスタート。それでもアウェイでベルギーを1-0で下している。

15位のイタリア(24.64歳)も第1節から8人を入れ替えた。先発で最年長がGKドンナルンマの27歳という、30代が1人もいない11人で、敵地ブルサでトルコに4-1。前線には21歳のピオと、兄セバスティアーノのエスポジト兄弟が並んだ。14位のスペイン(24.82歳)は19歳のラミン・ヤマルとクバルシ、21歳のハイセンを先発させ、クロアチアに4-1で大勝した。

第1節→第2節 スタメン平均年齢の変化

チーム第1節第2節変化続けて先発
ポルトガル28.6426.18-2.457人
フランス26.7324.55-2.182人
ドイツ27.0925.64-1.456人
スペイン26.1824.82-1.366人
イタリア25.7324.64-1.093人
トルコ26.5525.64-0.917人
ベルギー26.5525.91-0.649人
セルビア27.9127.64-0.274人
チェコ25.4525.27-0.188人
ノルウェー27.4527.36-0.0910人
オランダ26.5526.64+0.099人
ギリシャ25.1825.45+0.279人
イングランド24.5525.00+0.457人
デンマーク25.7326.18+0.4510人
クロアチア27.3628.18+0.825人
ウェールズ27.1828.45+1.275人

若返り幅が最も大きかったのはポルトガル(-2.45歳)。第1節のウェールズ戦は28.64歳でリーグA最年長だったが、ジョルジェ・ジェズス新監督はノルウェー戦でパリーニャ、ジョアン・ネヴェス、コンセイソン、ゴンサロ・ラモスを新たに先発させ、敵地で2-1と勝った。ジョアン・ネヴェスはこの日がちょうど22歳の誕生日だった。逆に最も年齢が上がったのはウェールズ(+1.27歳)で、先発を6人入れ替えたが、34歳キーファー・ムーアら経験組を入れた結果、リーグA最年長になり、デンマークに0-2で敗れた。

最年長はウェールズとクロアチア

1位ウェールズ(28.45歳)は最年少が23歳のチャーリー・サヴェージで、24歳以下は彼1人だけ。、30歳以上はムーア(34歳)、GKワード、ベン・デイヴィス、コナー・ロバーツの4人。2位クロアチア(28.18歳)は37歳のペリシッチを先発させ、コヴァチッチ、ミシッチ、リヴァコヴィッチの30代も並んだ。モドリッチとクラマリッチはベンチスタートで、それでも平均は28歳を超えた。スペインの前線の若さに振り切られ、1-4で敗れた。

スタメンの年齢分布(最年長2カ国と最年少2カ国)

ウェールズ1位 / 平均28.45歳
21歳以下
22〜24歳1
25〜27歳4
28〜30歳2
31〜33歳3
34歳以上1
クロアチア2位 / 平均28.18歳
21歳以下
22〜24歳3
25〜27歳3
28〜30歳1
31〜33歳3
34歳以上1
イタリア15位 / 平均24.64歳
21歳以下1
22〜24歳4
25〜27歳6
28〜30歳
31〜33歳
34歳以上
フランス16位 / 平均24.55歳
21歳以下2
22〜24歳4
25〜27歳4
28〜30歳
31〜33歳1
34歳以上

最年長スタメンは37歳ペリシッチ、最年少は18歳カレツァス

最年長スタメン(34歳以上の6人)

選手年齢ポジション代表
ペリシッチ37歳239日FWクロアチア
ニーラン36歳17日GKノルウェー
デ・ブライネ35歳92日MFベルギー
ファン・ダイク35歳81日DFオランダ
グデリ34歳315日MFセルビア
キーファー・ムーア34歳50日FWウェールズ

最年少スタメン(若い順に7人)

選手年齢ポジション代表
カレツァス18歳312日MFギリシャ
ラミン・ヤマル19歳78日FWスペイン
クバルシ19歳250日DFスペイン
ルイス=スケリー20歳3日MFイングランド
ネデリコヴィッチ20歳285日DFセルビア
ジャン・ウズン20歳321日FWトルコ
A.スタンコヴィッチ21歳55日MFセルビア

ペリシッチとギリシャの18歳カレツァスの年齢差は18歳以上。そのカレツァスは、敵地アウクスブルクでドイツを1-0で破ったギリシャの11人に名を連ねた。イングランドのルイス=スケリーは9月26日に20歳になったばかりで、チェコ戦の先発はその3日後。セルビアは20歳のネデリコヴィッチと21歳のスタンコヴィッチを先発させたが、34歳グデリらベテランと組み合わせた結果、平均は27.64歳で3位に入っている。

176人のうち30歳以上は30人、22歳以下は24人。第3節は10月2〜4日。中3日の連戦で各国がどう入れ替えてくるかにも注目したい。

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※年齢は各試合の現地開催日時点の満年齢。平均年齢は各国の先発11人の満年齢の単純平均(フォメラボのピッチ画面に出る平均年齢と同じ計算)。スタメンはESPNの公式メンバー表に基づく。チーム名をタップすると、その国のフォーメーションを自由に組み替えられます。

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